診療体制

脳神経外科センター

1次、2次を問わず365日24時間体制で
救急患者を受け入れています。

脳神経外科全般を取り扱い、急患は絶対断ることなく、1次、2次を問わず365日24時間体制で救急患者を受け入れています。CT、MRI、MRA、3D-CTA(CTを使った3次元血管造影)等の検査を行い、病院搬入から1時間以内に開頭手術ができる体制を整えています。定例・急患を含めた手術例数は500件で、内訳は脳腫瘍切除術が約80例、脳動脈瘤ネッククリッピング術が約100例、脳血管吻合術及び内膜剥離術が約100例、血管内治療が約40例です。手術は特別な急患手術を除いて完全無剃毛で行っており、充分な洗髪と消毒により感染やトラブルを抑制し、退院後すぐに社会復帰できるため非常に喜ばれています。現在のスタッフの4人は脳神経外科専門医で、脳卒中専門医、脳血管内治療の専門医、脊髄外科の認定医が常駐しています。

主な対象疾患

脳腫瘍

最近の聴神経腫瘍手術例の顔面神経温存率は良好であり、MRI等で検出された小さな聴神経腫瘍に関しては聴力の温存率を心がけています。髄膜種などの良性腫瘍に関しては、積極的に摘出を行い、大型の腫瘍でも良好な成績をあげています。神経膠腫や転移性能腫瘍などの悪性腫瘍に関しては、最新のナビゲーションシステムを駆使した手術により最小限の範囲内で切除しています。また、必要に応じ麻酔覚醒化の手術で腫瘍をとり出しています。その後は放射線治療装置を有する近隣病院と連携を取り、サイバーナイフを含む放射線治療と化学療法が可能です。

脳動静脈奇形

血管内治療を用い手術しています。

脳動脈瘤

くも膜下出血例は発症3日以内であれば3D-CTAで動脈瘤を確認し、可及的早期に同日中の緊急ネッククリッピング術を行っています。開頭手術が難しい部位の動脈は、年齢や動脈瘤の部位も考慮し、保存的治療、ネッククリッピング術、コイル塞栓術のいずれかを行う方針をとっています。

閉塞性脳血管障害

当院では、ほぼ全例脳神経外科に入院し治療しています。同日中にMRI、MRA、3D-CTA、場合によっては緊急DSA(デジタルサブストラクション血管造影)を行い、主幹動脈の閉塞や高度狭窄に対しては緊急血栓溶解療法(t-PA静脈療法、血管内手術)、慢性期に脳循環不全や頚動脈の塞栓源が証明されれば、脳血管吻合術や内膜剥離術または血管内手術によるステント留置術を行っています。

下垂体腫瘍

摘出の適応を画像検査で判断し、経蝶形骨洞的腫瘍摘出あるいは開頭術を行っています。術後は2週間程度の入院経過観察が必要です。

脳内出血

血腫が大きく意識障害が強い高血圧性脳内出血は、緊急開頭血腫除去術や脳室体外ドレナージを行っています。その他の症例は、血圧コントロールと点滴治療を行い、早期リハビリテーションを行っています。

顔面痙攣や三叉神経痛

積極的に微小血管減圧術を行いほぼ100%の治癒率です。10日程度の入院でしかも無剃毛のため患者さんに喜ばれています。

頚椎椎間板ヘルニアや変形性頚椎症

前方固定術や椎弓切除術、椎間孔開窓術も症例を増えつつあります。
また、脊髄腫瘍のとり出しも行っています。

特発性水頭症

画像検査による脳室拡大、歩行障害、尿失禁を有する症例に対しては腰椎穿刺で髄液を排出して一時的に症状改善が得られた場合は、特発性水頭症と診断し、積極的にシャント術を行っています。改善率は歩行障害が80-90%、尿失禁が60%、痴呆症状が40%です。

外来診療表

スタッフ紹介

【顧問】梶原 収功(カズノリ)
卒業年次 昭和41年卒
専門分野 脳神経外科全般、良性腫瘍、聴神経腫瘍
認定 日本脳神経外科学会 専門医
医学博士

【副院長・診療部長・脳神経外科主任部長】岡本 右滋(ユウジ)
卒業年次 昭和56年卒
専門分野 脳神経外科全般、脳腫瘍、微小血管減圧術、脳血管障害、水頭症
認定 日本脳神経外科学会 専門医  
久留米大学医学部 准教授
医学博士

【脳神経外科センター部長】竹重 暢之(ノブユキ)
卒業年次  
専門分野 脳神経外科全般
認定 日本脳神経外科学会 専門医

【脳神経外科センター医長】永瀬 聡士
卒業年次  
専門分野 脳神経外科全般
認定 日本脳神経外科学会 専門医

【脳神経外科センター医員】古田 啓一郎
卒業年次  
専門分野 脳神経外科全般
認定  

社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部
福岡県済生会八幡総合病院

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