病院紹介

院長ご挨拶

病院長  古森 公浩  

 病院長の古森公浩でございます。
まず初めに、当院をご利用頂いております患者さんとご家族の皆様に心より御礼申し上げます。また、日頃より患者さんのご紹介や後方支援を頂いております医師会の先生方、また救急搬送などに御高配を頂いております各関係の方々に、心より感謝申し上げます。
済生会は明治天皇の「生活苦で医療を受けることができずに困っている人たちを施薬救療によって救おう」という「済生勅語」を受けて、1911(明治44)年に創設されました。済生会八幡病院は1928年に発足し、本年2023年には96年目を迎える歴史のある病院です。近年、超高齢化社会への進展による後期高齢者人口の増加により、医療を取り巻く情勢が大きく変化しています。その中で当院は「環境の変化に柔軟に対応できる病院を目指し、“すべては病む人のために”という済生会八幡総合病院の精神に基づき、“至誠一貫”、 社会福祉法人として福祉医療を原点に、地域における公的病院、総合病院として質の高い医療が提供できるように、日々努力していきたいと考えています。そして専門性の高い“質の高い医療”を提供するのはもちろんのこと、“地域に求められる医療”、患者中心で効率の良い医療において、特徴ある診療を目指しています。
具体的には

  1. 地域医療の中心的な役割を担う上で、断らない医療、24時間365日困ったときに快く受け入れる体制をさらに充実させていきます。
  2. 高齢者が急性期疾患で入院しても、寝たきりにならない・認知症が進まない高齢者急性期ケア病棟のさらなる充実を計ります。
  3. 治し支える社会の形成の為、病院と地域社会との連携の中で医療や介護等のケアレベルのさらなる向上を行います。

特徴ある診療としては血管外科疾患(動脈瘤や閉塞性動脈疾患)・腎疾患、特に血液透析(バスキュラーアクセス)、脳外科疾患における診療技術で地域No1を目指しています。
新型コロナウイルス感染症関連では、3月からマスク装着が原則として個人の判断に委ねられ、5月の連休明けに感染症分類がインフルエンザと同じ5類となります。当院は、福岡県から新型コロナウイルス感染症重点医療機関の指定を受けており、今後も患者の受け入れを積極的に行い最善の治療を提供してまいる所存です。
本年度より、腎臓内科医1名、消化器内科医1名、脳外科医1名、眼科医1名が増員となりました。また整形外科では膝関節が専門の新しい主任部長が勤務することとなり、外科では消化管専門医が新しいスタッフに加わりました。2024年10月(予定)の八幡西区則松への新病院への移転、そして2027年には八幡総合病院創立100年を控えています。医師、看護師はじめ医療スタッフの更なる充実をはかり、最新鋭の高度な検査、治療を行う医療機器を積極的に導入していく所存です。
どうか皆様方、よろしくお願い申し上げます。
                                         令和5年4月1日

社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部
福岡県済生会八幡総合病院

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