病院紹介

院長ご挨拶

病院長  古森 公浩  

 病院長の古森公浩でございます。本年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 まず初めに、当院をご利用頂いております患者さんとご家族の皆様に心より御礼申し上げます。また、日頃より患者さんのご紹介や後方支援を頂いております医師会の先生方、また救急搬送などに御高配を頂いております各関係の方々に、心より感謝申し上げます。
 この4年間、全世界がコロナと戦ってきました。新型コロナウイルス感染症の対応については、福岡県から重点医療機関に指定されコロナ診療を行い、そして紹介受診重点医療機関として、地域に必要な医療の提供に職員一丸となって全力を尽くしてきました。
済生会は明治天皇の「生活苦で医療を受けることができずに困っている人たちを施薬救療によって救おう」という「済生勅語」を受けて、1911(明治44)年に創設されました。済生会八幡総合病院は1927(昭和3)年に現在地八幡東区春の町で発足し、本年2024年には97年目を迎える歴史のある病院です。97年の長きにわたり地域の方々から「済生会の病院」として親しまれてきましたが、本年、12月に八幡西区則松へ移転予定です。
 当院のこれまでの歴史を紐解くと多数の先駆的医療に取り組んでまいりました。1960年(昭和35)年から西日本地区で最初の胃集団検診を開始、1967年(昭和42)年には西日本で有数の手術症例を誇る脳外科を開設しました。1968(昭和43)年には九州で初めての人工腎臓設備を導入して腎不全患者の透析治療をスタートしました。1972(昭和47)年には西日本地区の一般病院では最初に生体腎臓移植に成功しました。1980(昭和55)年にCAPD(連続携行腹膜透析)を導入し、1982(昭和57)年には献腎移植も行っています。
1988(昭和62)年9月1日済生会八幡総合病院に改称後も1990年(平成2年)12月に西日本で初めて腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し、同3年12月には世界で初めて腹腔鏡補助下胃切除術を行っています。新しい病院へ移転後も、これまで実践してきた地域に優しい医療を提供するとともに医療技術の発展に寄与するという伝統と志を受け継ぎ、現在の社会から求められている新たな課題に取り組んでいくことが我々の使命と考えております。
 具体的には

  1. 地域医療の中心的な役割を担う上で、断らない医療、24時間365日困ったときに快く受け入れる体制をさらに充実させていきます。
  2. 高齢者が急性期疾患で入院しても、寝たきりにならない・認知症が進まない高齢者急性期ケア病棟のさらなる充実を計ります。
  3. 特徴ある診療としては血管外科疾患(動脈瘤や閉塞性動脈疾患)・腎疾患、特に血液透析(バスキュラーアクセス)、脳外科疾患における診療技術で地域No1を目指しています。

 昨年度より、腎臓内科医1名、消化器内科医1名、眼科医1名が増員となりました。さらに昨年度より整形外科では膝関節が専門の新しい主任部長が勤務しており、膝疾患の症例も増加してきています。また本年度より、循環器内科医(カテーテル専門医)1名、糖尿病内分泌内科医1名、脳外科医(血管内治療専門)1名が新しいスタッフに加わりました。
 八幡西区則松の新病院建築も順調に進んでおり、2024(令和6)年10月はじめに新病院の受け渡し、12月21日に引っ越し作業を行い12月23日開院予定です。新病院では約80%が個室で、ハイブリッド手術室や内視鏡手術支援ロボット「da Vinci Xi(ダビンチXi)」を導入し最新の設備を準備しています。医師、看護師はじめ医療スタッフの更なる充実をはかり、最新鋭の高度な検査、治療を行う医療機器を積極的に導入していく所存です。どうか皆様方、よろしくお願い申し上げます。    

令和6年4月1日

社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部
福岡県済生会八幡総合病院

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