済生会八幡総合病院脳神経外科センター後期研修プログラム

　当院は、救急告知病院として1次、2次を問わず24時間体制で救急患者を受け、ＣＴ、ＭＲＩ、ＭＲＡ、3ＤＣＴＡ等の検査を行い、病院への搬入から1時間以内に開頭できる体制を整えています。
　脳動脈瘤手術、脳腫瘍手術は常に全国トップレベルの手術症例です。その他、脳血管内手術や脳神経外科全般の手術を行っています。
　脳神経外科専門医は卒後2年間の初期研修終了後、4年間の脳神経外科臨床研修プログラムを行った後、受験資格が与えられ筆記試験、面接試験を受けて認定されます。脳神経外科専門医資格を取得することが、日本脳卒中学会、日本脳神経血管治療学会、日本脊髄外科学会の専門医資格を得る前提となります。

研修期間　　6年（初期研修期間を含む）
採用人数　　2名
医師数　　　6名

1. 臨床研修年次別プログラム（診断、検査、患者管理、手術など）

1年次・2年次	初期臨床研修医期間
3年次	患者管理、神経学診断、補助診断法の取得。頭部外傷、頭蓋形成、V-Pshuntなどの基本的手術の習得。学会での発表。
4年次	患者管理、神経学診断、補助診断法の習得。頭部外傷、頭蓋形成、V-Pshunt、脳血管吻合などの基本的手術の習得。基礎研究（神経生理、神経病理その他）への参加。
5年次	基礎研究の継続、脳動脈瘤や脳腫瘍などのmajor手術への参加。中央学会での発表。
6年次	脳動脈瘤や脳腫瘍などのmajor手術への参加、脳神経外科専門医試験に向けての準備。
7年次	指導医としての研修指導、脳動脈瘤や脳腫瘍などのmajor手術の習得。