呼吸器外科
自分や自分の家族が受けたい医療を提供いたします。
呼吸器外科は2025年4月より常勤医師が赴任し診療を始めました。 肺がん・転移性肺腫瘍・縦隔腫瘍・胸膜中皮腫などの腫瘍性疾患、膿胸などの炎症性疾患、気胸、胸部外傷、など多岐にわたる呼吸器疾患に対し手術を中心とした治療を行っています。
主な対象疾患
- 肺腫瘍(肺癌・転移性肺腫瘍・肺良性腫瘍など)
- 縦隔腫瘍(胸腺腫など)
- 気胸・膿胸
- 胸部外傷
当科の特徴
当科では最新の医療機器を導入し手術の低侵襲化(体に負担の少ない内視鏡手術)に努めています。
1.コーンビームCT併用 胸腔鏡手術
当科では、カメラ(内視鏡)で見えない小さな肺がんに対して手術中にCT(コーンビームCT)撮影を行い、病変部の位置を確認しながら内視鏡下に切除しています。
また小さな肺がんの手術以外に、肺生検(検査に提出する病変部の確認)などでもコーンビームCTを併用することで、内視鏡手術の精度向上を図っています。
さらに創部を小さくする工夫も行っており(Reduced Port Surgery)、コーンビームCTで的確な切除範囲を担保しながら、痛みも少ない低侵襲手術を実践しています。
当院のハイブリッド手術室は、手術台とCT検査装置(コーンビームCT)が1つに
組み合った手術室になっています。カメラ(内視鏡)で見えない小さな肺がんも、手術中にコーンビームCT撮影を行うことにより見逃さず切除することができます。
2.ロボット支援内視鏡手術
当科では、肺がん・肺良性腫瘍・縦隔腫瘍に対してロボット支援手術を行っています(「ダビンチ」という機械を使用しています)。
「ダビンチ」は外科医の細かな手の動きをコンピューターで忠実に伝えることができ、4本のアーム(手)が連動して手術を行う仕組みです。従来の胸腔鏡手術と比較しロボット独自の機能により、正確で安全な手術が期待できます。
2025年は25例のロボット支援手術を行いました。
手術支援ロボット「ダビンチ」は、3つの機械で構成されています。
① ビジョンカート:手術チームスタッフが手術状況を確認します。
② ペイシェントカート:カメラと3本のアーム(手)からなり、患者さんの胸の中に挿入します。1本のアーム(手)の太さは8mmです。
③ サージョンコンソール:外科医がロボットを操作します
手術実績
2025年4月から12月までの手術数は44例でした。内訳は、肺がん 20例、転移性肺腫瘍 3例、縦隔腫瘍 5例、気胸 4例、膿胸 5例、などです。
| 疾患名 | 手術数 |
|---|---|
| 肺がん | 20 |
| 転移性肺腫瘍 | 3 |
| 縦隔腫瘍 | 5 |
| 気胸 | 4 |
| 膿胸 | 5 |
| その他 | 7 |
| 計 | 44 |
医師紹介
安田 学
| 役職 | 呼吸器外科主任部長 |
|---|---|
| 専門分野 | 呼吸器外科 |
| 認定・資格など | ・認定医 日本外科学会認定医 日本呼吸器外科学会胸腔鏡安全技術認定医 日本呼吸器外科学会ロボット支援手術プロクター認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医(呼吸器外科) da Vinci Certificate (Console Surgeon) ・専門医 日本外科学会外科専門医 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医 ・指導医 日本外科学会指導医 日本呼吸器学会指導医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医 日本肺癌学会暫定指導医 |
